トコジラミ対策

トコジラミ対策

トコジラミ対策は、なんといっても早期発見が大切です!
数が増えると、防除も時間がかかり困難を極めます。普通の家でも数10万円もかかることもありホテルや店舗などとなると莫大な費用と日数がかかります。アメリカでは、ホテルや 商業施設で大量発生し休業になったこともありました。
トコジラミは、夜間に人から吸血するため潜伏場所は、ベッドや布団など就寝する場所の周辺です。潜伏場所付近についている、血糞という黒い点々とした排泄物が発見の目印になります。1ミリ程度の隙間ならどこにでも入り込むので、床や畳の隙間、布団やマットレス・絨毯などの裏や縫い目・コンセントの中・壁紙や額縁の裏側・柱や天井の隙間・家具などを重点的 に捜索しましょう。


【調査・防除方法】
トコジラミの成虫は、目視できる大きさではありますが、卵や幼虫は1ミリ程度でかなり発見が難しく、ダニやノミとの区別も付きにくく、個人での防除は難しいのが実情です。まずは、専門業者に調査を依頼することをおすすめします。

弊社では、現場の被害状況や生息範囲、建物の種類など、状況に応じて使用する薬剤や施工期間を判断します。特に人や環境にも十分配慮するため、弊社ではIPM(総合的病害虫管理)を推進しており、薬剤による防除だけではなく周辺環境を整え、薬剤以外の方法も組み合わせて施工プランを作成いたします。できるだけ短期間・低コストで確実な防除を目指しますのでお気軽にご相談ください。


トコジラミとは

近年、トコジラミによる健康被害が世界的に急増しています。日本も例外ではありません。
トコジラミは、別名をナンキンムシ(南京虫)といい、名前はシラミですが分類学的にはカメムシの仲間で、わずかですが特有の臭いを放ちます。中国では古くから猛威 を振るっていましたが、日本へは江戸後期にオランダから買い入れた船から持ち込まれ、各地に広まったとされています。しかし、戦後のDDTの散布により、一九七〇年代には日本からほぼ姿を消したとみられていました。ところが今、トコジラミに刺されて強いかゆみを訴える被害が増えています。

今なぜ、トコジラミ?
日本国内でのトコジラミ被害の最大の要因は、海外からの持ち込みです。 トコジラミは、翅が退化し自力では遠 距離を移動することはできないため、 人や物を介して運ばれます。

グローバル化が進み、外国人旅行客や海外からの輸入物、海外から帰って くる日本人旅行客の旅行カバンや衣服 などに潜んで、トコジラミが持ち込まれ繁殖するようになったとみられてい ます。また、バックパッカーと呼ばれ る外国人旅行客により、世界遺産や観 光スポットが多い都市部では、宿泊施 設などでの被害が増加傾向にあるよう です。インターネットカフェやサウナ などから自宅に持ち帰って繁殖するケ ースや、輸入家具や中古家具などから の被害もあるそうです。 トコジラミの生態と特徴トコジラミは、体は丸く扁平で、5~8ミリぐらいの赤褐色の昆虫です。

昼間は暗くて狭い隙間に潜み、夜間に 人から吸血します。犬や猫などのペッ トからも吸血することがあります。トコジラミの刺針は非常に細く、刺して も痛みを感じず、初回はかゆくなりま せん。何回か刺されるうちに体内で抗 体が作られ、再度吸血されることでア レルギー反応を起こし、激しいかゆみ や腫れを生じるようになります。 雌は、毎日5~6個の卵を産み、生涯に200~500個も産卵し、爆発 的に増殖します。卵は1~2週間ほど で幼虫になり、1~2ヶ月で成虫になります。寿命は、 半年~1年ぐらいですが、飢 餓に強く吸血 しなくても2~3ヶ月は生き続けます。

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